魔除けなどの歴史

ヨーロッパでは魔除けやまじないに用いるために様々なハーブが栽培され、使用されてきました。

 

特に医学の未発達であった中世では、ペストなどの疫病の流行もあり、当時の学問の最先端であった教会では内服薬として庭でハーブを育てていたようです。

ギター01
歴史を振り返ると、病気発症のメカニズムは、紀元前のギリシャ人の医者ヒポクラテスが発見していました。

 

しかし、その考え方は上手く広まらず、古代よりヨーロッパに於いては、病気は悪霊や呪術、神が与える試練などの超自然的な力によって発症するという考えられていました。

 

そのため外科的治療によって無理矢理病気を克服することは、キリスト教徒として行うべき行為ではなく、治療とは身体に入り込んだ悪霊などを薬草などによって身体の外に追い出すことで”克服”することを指していました。

 
薬草として認められるハーブは、聖書に書かれた内容やヨーロッパ各地に伝わる伝承・伝説が元になったようです。

 
例えば、クリスマスなどに使われる西洋ヒイラギは、イエス・キリストが十字架に架けられる時に被せられた荊の冠であり、赤い実は処刑で流されたキリストの血と考えられていました。

 

そのため、悪魔を身体から追い出す力を宿していると考えられたようです。

 
この考え方はギリシア・ローマ文化復興活動が盛んになるルネサンス期まで続きます。

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